派遣ライフが不快なものになった時、それは派遣先の社員に非があることもあるし、派遣本人に非があることもある。それで、互いに仲介者をたて。会社の方は人事部担当、派遣の方は、派遣会社の担当に苦情を申し立てるという風になっている。
こらえ性のないわたくしですから。ええ。初日にもう、派遣会社の担当に遠まわしに苦情をいった。そうしたら!! なんと!!
「雨も降っておりますし。お気に入りの傘をさして、気分転換してはいかがでしょうか」
そうきたか・・・・結構、詩人じゃないか。たかが、派遣会社の担当と見くびっていたよ。。。。ってそうじゃなくて!! あなた、わたしの担当でしょ?! 会社になんかいってよ!!
ふぅ。。。。こんな流れはきっと。耐えてみろってことなのかも知れない。人生、確かに耐えることは必要だ(たまには)。この派遣ライフ、この会社、奥が深いのかもしれない。
派遣ライフはその職場になれるまでは、緊張の連続です。まして隣に気紛れな正社員でもいようものなら。。。その部署から異動した社員あての電話は、新しい部署あてに電話を転送します。そう覚えたわたしは、その後もそうやっていたころ、隣の正社員がいった。
「そんな転送なんかしないで、今の電話番号、教えればいいじゃないの」
え・・・そんなの最初からそうすればいいじゃんって思っていたが・・・? まあ、それはいわずに電話の相手方に、その社員が今いるところの番号を教えた。再びうちの部署にいない社員あての電話がかかってきたので、今度は今いる部署の電話番号を教えて電話を切った。すると「正社員さま」はいった。
「かけてきたの、なんかの勧誘電話ではないでしょうね? 勧誘だったら教えないでよ!!」相手が勧誘電話かどうかって。。。慣れれば何となくわかるものだが。1週間でわかるものだろうか?
再び電話がかかってきた。どうかこの部署にいる社員あての電話であるように。。。。と思うと、こういう時に限って、違う部署の社員あての電話なんですよね・・・どうしたらいいんだ・・・・・勧誘電話か、これ? さま」に訊いた。「正社員さま」はいった。
「転送すればいいじゃない、何回やれば覚えるの?」派遣も決して楽な家業ではない(溜息
派遣がその職場の正社員と仲良くなれたら、それはラッキーです。しかし仲良くなれそうにない人だったら・・・派遣ライフはとっても苦痛のものとなる。電話をとれ、と隣の正社員にいわれたわたしは、もちろん電話をとった。でも、その電話はなかなか大変だったのである。
勤め始めてまだ3日もたってないから、30人以上もいる自分の部署の社員の名前を、当然覚えきれてない。そこに部署にいない社員あての電話がかかってきたのである。わたしは、正社員の彼女に訊いた。「○○さんあての電話ですが・・・」彼女はいった。「今、××という部署にいるから、まわして」・・・・電話をまわします。見よう見真似で電話を転送した。
転送するのもいいけど、今いる部署の番号を教えてあげたらいいんじゃないだろか・・・そう思ったけど、「正社員さま」の気に障っても面倒だから、黙っていた。
数日して、またその社員あての電話がきた。どっかできいた名前だなとは思いつつ。しかしまだ勤め始めて1週間もたっていない、しかも自分の部署でもない社員の、たった一回しかきいてない名前って覚えていられるものだろうか? わたしは間違ってはいけないと、念のため正社員の彼女に訊いたら、「何回教えたら覚えるの?前も教えたでしょ!!」すごい剣幕である。
何回って、2回めだが。わたしなら人からものをきかれても、3回までは普通に教えるが。とりあえずすいませんといって電話を転送した。正社員さまは、好き嫌いが激しい。わたしも小さい頃からよくそういわれてきました。自分でも自覚はないわけじゃない。でも、この正社員さまほどひどくはないだろ!! って。自分のことはよくわからないものである。。。案外、この正社員さま並の振る舞いを、いやそれ以上の振る舞いをしてきたかもしれない、今もしているかもしれない。。。
げげっ・・・・(悶絶)
正社員さまは、感情の起伏が激しい、気分屋さん。わたしもよく感情のまま動いていると指摘されます。自分でも自覚がないわけじゃない。でも、この正社員さまほどひどくはないだろ!! って、以下同文。
再び、悶絶。むむむ。そんな視点でこの正社員さまを見れば。なんか自分と似ているような気がして。だからといって好きになるわけじゃないけど。むしろ嫌い度倍増するくらいなんだけど。でも。この正社員さまを殊更に罵倒することはできない気がしてきました。
誰だって、似てるところはあります。至らないところはあります、わたしもあるんだ。それを棚にあげていたのは間違いないです。こんな考えさせられる派遣ライフって。。。。初めてのこと。